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チャックのサージヨージ東京展日記
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11月10日(水)
 夕方、それももう暗くなりはじめた頃に、ようやく二葉苑(麒麟庵)に到着。
 玄関でちょっとよそゆきの声で「ごめんくださーい、こんばんわ〜」と奥に向かって声を掛けてみますと、すぐ脇の小さなスタッフルーム(映画の中で電話番のおばあちゃんが居そうな和空間)から顔を出して迎えてくれたのは、よく知る関西メンバーの谷川さんと、香川さん、そして初めて御会いする笑顔の川口さん、でした。ここで少し安心したのか、私は急に関西弁にもどり、「みんないつから来てたん?」とか「川口さんは、何してはる方なんですか?」とか矢継ぎ早に質問をいくつか重ね、「そうそうまだ作品を見てないんだった」とそれから幾つもの作品のまえに座り(正座して)、眺めて、手にとって、楽しい時間を過ごしました。
 ちょうどお見えになっていた一般のお客さまも、まるで私と同じように、玄関では『上がってもいいんでしょうか〜?』と不安そうな小さな声なんですが、そのうち各部屋の展示作品と向き合い、手に触れ、作者のアイデアやメッセージ、確かな仕事に触れるうちに徐々に笑顔やお話に花が咲いてくるようでした。またスターターキット最大の目玉である、サジヨジマップが会場の壁に広げて貼ってあり、それを見ながらの簡単な説明(サジヨジ誕生秘話?や今までの経緯や今回の会場の数々について)は大旨好評で、また地図一部400円はとても人気の商品となっている様子でした。そうこうしている内に、時間はあっという間に閉館18時を迎え、雨戸を閉め、消灯し、鍵をして次なる候補地「スナックみち」にぞろぞろと向かうのでした。
 ここでは当番のやぁやぁがすっかり鍋の準備を整え、にこにこと皆を迎えてくれました。キノコ鍋最高でしたね。また壷に入った紹興酒が玄関の脇に置いてあり(雨の日は傘立てと間違われぬよう注意が必要ですが!)、それをおサジである柄杓で自分ですくうというシステム。欲張っておおきな方の柄杓を使うと実は壷の口を通過する段階で柄杓を斜にせざるを得ず、相当の量がこぼれ落ちます。そして一見小さい方の柄杓だとしっかり全部すくえるとの話はなんだか「金の斧、銀の斧」のお話の教訓にも似ているんだな、と勝手に納得しておもしろがっていた次第。(しかーし、人って知恵をつけるものですね。写真を見て下さい。お酒が少なくなってきた今では、みんなこうして壷を斜めにして、大きい方の柄杓によって無駄なく全部器に移す方法をとっていたのです。)  途中で銭湯に行く人あり、次々に訪れる人と新たな交流を持つ人あり、残っている少ない食材で何が作れるかといったゲームのようなちいママ体験をする人ありで大いに盛り上がった夜でした。
 中でも大きな谷川さんのちいママぶりは「完璧!」でして、生トマト、タマネギ、オリーブオイル、と少量の小麦粉、ぺら〜んと一枚残っていたベーコン、チーズのかけらから、写真のようなピザ(もちろん台から)を見事に生み出してくれました。ホッペが落ちました。
 店を閉めてからの行動は、もう記録も記憶もあまり出来ないほど、各種酒場にまだまだ暗い私にはあまりにも刺激的で、ただただ迷子にならぬよう皆さんについてまわって、ようやくイルカ荘に到着した次第。イルカ荘のこれまた刺激的な現状は、また明日の日記に書くことにして、持参した寝袋に潜り込んだのは朝方の4時だったのでしたー。
エプロン姿が似合う〜
上手に紹興酒を入れます
谷川ママの見事なピザ
鍋を囲んで盛り上がります
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